スコットの新作、と聞いてリドリー・スコット監督の新作を思い浮かべる人は友達。ブレードランナーやオデッセイについて語りましょう。
スコット・アドキンス兄貴の新作を思い浮かべた人は親友。ドニー・イェン兄貴とアドキンス兄貴が大激突なイップマン4について語りましょう。
当店は二輪の専門店、扱うスコットは自転車メーカーの雄SCOTT。
そのスコットから2026モデルのクロスバイクが届きましたので紹介します。
今回紹介するのはsubcross30。
サブクロスと言えばスコットの定番クロスバイク。頑丈なフレームにやや太目なタイヤが特徴的なタフな奴。
新subcrossもタフな一台に仕上がっているに違いないと組み上げてみてびっくり。
フロントギアはシングル。リアのスプロケットはフロントのギアより大きい。
以前のサブクロス30はフロントギアは三段変速したが今作はシングルに。
そして新旧サブクロス30のフロントフォークはサスペンションフォーク。
まるでMTBではありませんか。
そんな感想を抱きつつもこれは一つの正解だとも思いました。
そもそも街乗りにフロントのギアは三段階も必要なのか。
もちろんあれば便利。なのですが、フロントシングルリア8速のミニベロで街乗りして過不足を感じることはありません。
逆にフロントギアがある弊害もあります。登り坂の途中でフロントギアを操作した拍子にチェーンが外れてしまうトラブルを何度か対応したことがあります。恐らく負荷がかかった状態からアウターから一気にインナーに操作したために大きく弾みをつけたチェーンが脱落した、という事なのだと思います。
この点を考えるとフロントはシングルで、リアを大きなスプロケットにすることで坂を登りやすくするという発想は街乗りにも適していると思うのです。
またフロントのギアの大きさも絶妙です。
フロントギアが3段階のクロスバイクであれば、個人的には真ん中のギアが一番使い勝手がいいと思います。この個人的に使いやすいギアの大きさというのが36Tという大きさのギアなのですが、サブクロス30に装備されているギアの大きさがまさにこの大きさ。天才か。
そして何かと段差やスロープの多い街中をスムーズに走れる太さのタイヤとサスペンション。ハリヤでも言ったけど、これは街乗り最強の自転車なのでは!?
加えてクロスバイクとしては頑丈なフレーム。本格的なオフロードは入ってはいけませんが、多少の悪路はなんのその。
一方で、太いタイヤやサスペンションは優れた走破性がある代わりに重量が増すという弱点があります。軽くて速い自転車をお求めの方には不向きです。それでも颯爽と街中を駆け抜けるには十分な走行性能はあります。
街乗り最強、他にも使い方遊び方色々なsubcross30は税込99,000円。
これまでのsubcross30が118,800円だった事、より洗練された装備でプライスダウンはかなりお得です。
気になる方はぜひ当店へ。
リドリー・スコット、スコット・アドキンスについて語ってくれる方もぜひ当店へ。
オデッセイで主演したマット・デイモンがクリストファー・ノーラン監督の新作でオデッセウスを演じると聞きワクワクが止まらないのに、誰も分かってくれない。オデッセイ(火星の人)原作者の著作『プロジェクト・ヘイルメアリー』が映画化するのに語り合える人もいないのです。