ドイツでデザインされ台湾で生まれたイタリア人の様なロードバイク、scultura4000。
何を言ってるのか分からねーと思うが俺も何を言っているのかわからない。
今回紹介するのはメリダのscultura4000。メリダと言えば台湾の名門ブランド。
ドイルでデザインされ、台湾の自社工場で製造するというスタイルで有名ですね。
そんなメリダのロードバイク、scultura(スクルトゥーラ)。自転車好きでなければあまり聴きなれない名前かもしれません。
Sculturaはイタリア語で彫像を意味する単語です。英語言うところのsculpture(スカルプチャー)。他の自転車は英語の名づけが多い中スクルトゥーラだけはイタリア語。スカルプチャーでもかっこいい名前ですが頭皮に関係しそうで個人的に反応してしまいそうです。スクルトゥーラも響きがかっこよく、聞きなれない故にお洒落でいいですね。
過去のカタログに「彫刻のように美しく力強い」というようなニュアンスの説明がされていました。きっとイタリアの素晴らしい彫刻から着想を得たネーミングなのでしょう。
かの荒木飛呂彦大先生もイタリアの彫像に感銘を受けジョジョ立ちが生まれたといいます。
ということはスクルトゥーラはジョジョ立ちしているロードバイクなのですね。なるほど道理でどこか存在感のある佇まいをしているわけだ。
Scultura4000はカーボンフレームに105、ディスクブレーキを搭載したオールラウンダーなレースバイク。
レースもヒルクライムもなんでもござれ。
使用されているカーボンはCF3。リムブレーキバージョンのscultura4000もあるのですがそちらはCF2というカーボンが使われています。
CFのあとに続く数字が大きいほどグレードも高くなっていき5が最高のグレードとなっています。
CF2はメリダの中ではお値打ちなカーボンなのですが、CF2を使用したscultura4000rimは加速と乗り味の良さを両立したとても扱いやすい自転車です。
そしてCF4やCF5となるとプロ機材です。かつて乗ったCF4のフレームはかっちりとしていて硬く、加速性や反応が素晴らしい反面乗り味は硬かったです。
CF3はREACT4000に使われています。小気味よく加速し、硬いけど硬すぎて辛いという事もない。その硬さは路面の状況を教えてくれるメリットもあります。
そのCF3を使用したScultura4000。今まで以上に走ります。最大30cの太さのタイヤが使えますので、乗り味の硬さも補えます。レース機材としてもとても扱いやすい一台に仕上がっています。
完成状態でもかなりの戦闘力が期待できるスクルトゥーラ4000。価格は374000円ですが、店頭在庫分は……ちょっとお勉強できるかも。
店頭在庫のサイズはS(48)サイズで適正身長は170~180cmとなっています。
うーん、Sサイズとは一体……