日本で一番売れてる。と以前はカタログに記載があったサーファスのフロアポンプ、FP-200。
こうかくと今は売れてないみたいでモヤっとする。今日本で一番売れてるフロアポンプが何かとか知らねぇ、一番はFP-200やろがい。
自転車の生命線である足回り、一番重要で最も基礎的なメンテナンス。それはタイヤに空気を入れる事。
店頭でたくさんのパンク修理をしていますが、パンクの原因の7割は空気不足によるものです。きちんと空気を入れる事はとても大切です。
自転車の中でもスポーツバイクは一般的なママチャリや学生向けの通学用自転車と比べて、タイヤに入る空気の圧が高いのできちんと適正な気圧で空気を入れなければなりません。特にロードバイクのタイヤの空気圧は7気圧。自動車のタイヤが2~3気圧、ママチャリのタイヤが3気圧程度であることを考えるとすごい圧力がかかっていることがわかります。
ポンプにかかる負担も大きいので、頑丈で、高い圧でも入れやすいポンプが欲しいところ。
そこでお勧めなのが今回紹介するFP-200です。
本体内部は丁寧に処理されているのでポンピングのストロークは滑らか。
気圧計がポンプの上部にあるために見易く、足を置くステップは金属製で足元はしっかりとしていて、ハンドルも握りやすく力を籠めやすい。
ヘッドは仏式に米式対応しているほか、英式用のアダプター、更にボールに空気を入れるためのアタッチメントまで備えています。
そして何よりすごいのが耐久性。
かつて当店の作業場では一つうん万円というお高い空気入れを使っていたのですが、先代から引き継いで酷使してきたために壊れてしまいました。
補修するにしても時間とお金がかかるので、一先ず店頭のFP-200を使う事になりました。
それからFP-200は五年以上活躍しました。フロアポンプにとって作業場での使用は過酷でしょう。ユーザー様使用するならば、週に一回ライド前に空気を入れる。一月の使用回数は2~4回ほどでしょうか。
作業場では毎日何度も何度もタイヤに空気を入れます。パンク修理で空気を入れ、点検で空気を入れ、展示の自転車に空気を入れ……。
そうしたとてつもないヘビロテ使用頻度で五年以上の使用に耐えたのです。もちろんその間ヘッドが壊れてしまったこともありましたが、その都度補修パーツで直して使い続けました。補修パーツがあるところもFP-200の良い点ですね。
そんなFP-200お値段は6050円。
コスパ抜群です。
FP-200をお求めの方は是非当店で。